「バリバリ しゅうしゅうしゃ」
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「バリバリ しゅうしゅうしゃ」

 作: 視覚デザイン研究所
 絵: くにすえ たくし
 31ページ
 いっしょに読むなら:1歳〜
 ひとりで読むなら :5歳〜

みんな大好き・視覚デザイン研究所さんの、
なんとゴミ収集車の絵本です!!
か、買っちゃった〜〜!!

本屋さんで、えっこれ初めて見た!と思わず手にとったのですが、
出版社からの紹介で『町で見かける はたらくくるま シリーズ第1弾』と載っていました。

新作だった!!うれしい!!

パラパラ中身を見ると、なんといろんな収集車が出てきます!

収集車にも種類があったなんて…言われてみればそうかもしれない、けど正直、意識したことありませんでした。

ギザギザの刃がついたペットボトル専用の収集車。

瓶と缶の回収車、資源ごみの回収車。

そしてなんと…ダンボールをのみこむ大型収集車!

し、知らなかった〜〜!!

個性豊かなその顔触れに、4歳息子も大興奮です!!
最後のページでズラッと並んでる後ろ姿に向かって
「ほえ〜〜…
と呟いていました。

MP

何本ものアームでゴミを回収する、災害救助車も出てきます。

その登場の仕方が格好良くて…!!

遠くにチラッと見えたあと、見開きをひらくと大迫力でゴーー!!!と迫ってくるしかけになっています。
こちらも大興奮で、「ウオーーー!!!」と言いながら何度も閉じたり開いたりしていました。

街を見渡す描写では重機や救急車などが行き交っているのを発見したり、ゴミ処理場に集まっては出発する様子に感心していたり、ドーナツ屋さんやハンバーガー屋、保育園、消防署…を見付け。
「た、べ、ほ、う、だ、い…」と小さな看板の文字を読んでみたり。

トミカの街を俯瞰して見るような、細かな発見がたくさんあってひとつのページの滞在時間がこれまた長いです笑

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↑こちらは裏表紙ですが、視覚デザイン研究所さんおなじみの『絵の中の文字』も各ページにふんだんに含まれています。

4歳になりひらがなもほぼ読めるようになったので、
自分で見付けては読みあげ、見付けては読み上げ…を繰り返しています。その姿が夢中でかわいい!

MP
↑見開きの仕掛けは2箇所あります。

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ひとりで読むには5歳から〜とありますが、
ある程度ひらがなが読めれば4歳でも大丈夫です。

何回か読み聞かせしたあとは、ひとりでペラペラめくって見つめていました。

というか、ひらがなが充分読めなくても、絵だけでも隅々まで見る箇所・発見できる場所がたくさんあるので、乗り物好きなら2歳でも3歳でもジーッと見ていると思います。

↓こちらの電車シリーズがそうでした


くにすえたくしさんの描かれる絵は、情報量がものすごいのにもかかわらず、ごちゃごちゃしていなくて見やすくて可愛くて、発見がしやすくて、表情豊かで躍動感にあふれていて、素朴さと親しみやすさにあふれていて…隅々まで見てしまう不思議な引力(?)があります。

とにかく子どもも私もだいすきな作家さんです。

『町で見かける はたらくくるま シリーズ』、今後の展開が楽しみです〜〜〜


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