「ちいさなしずく」
作/ジョアンナ・グレイ
絵/ドゥブラヴカ・コラノヴィッチ
訳/かまち ゆか
WORLDLIBRARY(ワールドライブラリー)定期購入の絵本です。
2歳向けとありますが、3歳4か月の配本でした。
やさしいパステル調の絵がとても綺麗。
そしてしずくちゃんがかわいい。
雨のひとしずくが川を流れて海に出て、空にのぼって雲になりまた雨になる…
どこの国でも描かれる絵本の王道ストーリーなんだなあと思います。
今までにもおなじようなお話の絵本、何度も読んでいますが
それぞれに特徴があって楽しいです。
日本の絵本だと、山の中の細い川から大きな河へ…という描写が多い気がするのですが
さすが(?)イギリス、最初から大きい川です。そして魚や鳥がとても色鮮やかです。
どうやって描いているのかな?と思ってしまう、とても細かい点の集まりでできた色彩に思わず夢中になりました。
しずくに透けて見える虹がとても綺麗。
7色ハッキリわかれてなくてそれぞれ溶け合っていて、なるほど確かに虹の色ってくっきりわかれてないな~なんて思いました。
『ぐるぐる うずをまく みずくさ』
『ひらひら おどる はっぱ』
『かわのながれは ごうごうと はげしく』
等、親しみやすい擬音語でいろんな情景が描かれていて、なんだかやさしい世界です。
それと…ぜひ背表紙とかに載せてほしかったんですが、出てくる動物たちがとっっっってもかわいい!!!
おさかな、しか、うさぎ、むし、どれもぬいぐるみみたいでとてもかわいいです。
岩の隙間から顔をだしている熊さんに、息子は「かわいーー」とおおはしゃぎでした。
おひさまのねつで空にあがったしずくちゃん、雲になって、また新しい冒険にでかけます…
というところでおしまいです。
雨が降ると「しずくちゃんが冒険にきたのかな?」なんて話を子どもとしています
月額1,300円(税・送料込)で、毎月世界の絵本をご家庭にお届けします。
Baby English Labo
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