
「さわるたんけんたい」(かがくのとも12月号)
仲谷 正史 文
いしだ ななこ 文・絵
届きました~~!とっても楽しみにしていました。
これぞかがくのとも!って感じのタイトルです。色々触るんだな…?!と読む前からワクワク…
ある朝 時計が床におっこちて壊れてしまい、
床がやわらかかったらいいのに…と考えたふたり。
だけど、もしホントに床がやわらかかったら歩くの大変!
そこから、物にはその役割に応じた硬さや触り心地があるのでは??
と思い立ち、あれもこれもと触りまくっていきます。
日常の身の回りにあるものから、外に飛び出して公園にある自然のもの…
ふわふわだったら気持ちがいい、すべすべは安心する、といったふうに、触り心地で気持ちもかわることまで発見します。
そして、同じものを触っても、人によって感じ方がちがったり。
最後に、触って危ないものもあるのでおとなのひとに要確認!といった注意書きのフォローもあり!
砂場や芝生、落ち葉の上を裸足であるく…というのは普段からうちも公園でやらせていたので、子どもも「おんなじだね~!」と嬉しそうに話していました。
雨上がりの日は、ラッキー!と、あえて公園に出かけて水たまりや濡れた地面の上を歩いたりして楽しんでいます。ドロドロになるのは覚悟の上です…笑
そんなこんなで、読み終わった後はさっそくキョロキョロと部屋の中を見回して、
フローリングの溝をさわって「でこぼこしてる!」
ソファーを撫でて「さらさらしてる!」
壁をさわって「ザラザラしてる!」
とおうちのなかのたんけんたいになっていました。
う、嬉しい!!
そういえば今まで、お外で裸足になったり何かをさわったり…ということはしていても、わざわざ家の中にあるものを意識して触ったことはなかったな~、と、私も子どもも、新たな発見になりました!

ちなみに、かがくのともは5~6才向けです。
が、うちの子3歳ですが私の趣味で買っています。
ときどき難しいのもあるけど、だいたいは興味をもってくれるので全然いけます

(ちと早かったな…と思うものは、そっと本棚にしまいます…。)
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