育児書は、買って本棚に置くだけでも、充分その役割を果たしていると思います。
なぜその本を手に取ったか、それは
「タイトルに惹かれたから」
「著者を信頼しているから」
「帯の文言が気になったから」
「何かで紹介されて興味を持ったから」
だいたいがそんなところだと思います。
私はもともと読書がすきだからということもあり
おそらくママ友と呼べる人たちの間でも
読みまくってる方だと思いますが、
やっぱり中には、気になったけど説教臭くて読む気が失せた…とか、
ここは参考にしたいけど、考え方が合わないところもある…とか、
何だかんだで最後まで目を通せなかった本もあります。
なんなら、目次や導入だけ読んで、なんとなく読み進めなかったものだってあります。
が、それでも、本棚においておけば背表紙が目に入り、タイトルが目に入り、
最初に述べた、その本を買った時の惹かれた部分を思い出し、
そうだったそうだった…と、心強く思ったり、ホッとしたり、癒されたりするのです。
いわゆる「積んでる本」でもなかなか手放せないのは
そんな理由もあります。
なので、たとえ熟読しなくても、タイトルに興味や共感するのであれば、
それはそれだけで、購入し、本棚に置いておく価値はあると思っています。
ある日、そのタイトルを見ても
何とも気にならなくなったら…
そのときは、もう自分に必要ではなくなっている・克服してしまっている。
そう思って手放し、空いたところに新たな「気になる一言」の背表紙を差し込むのでした。
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