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交通新聞社新書

電車が好きな子は かしこくなる
鉄道で育児・教育のすすめ

著者:弘田陽介 


タイトルに惹かれて…というか気になって手に取りました。
うちの3歳児も例に漏れず電車だいすきです。
私ももともと電車移動がすきなので、息子の電車好きに悩まされることもなく付き合っていました。

このまま鉄オタ君かしら…?
と思いつつすっかり一緒に楽しんでる身としては、
こんなタイトル見つけてしまったら、そりゃ気になって仕方がない

新書だし、なんとなく難しい読み物かなと気後れしましたが、スーッと読めました!
子どもは電車のこういうところでこういう刺激をうけ、こういう状況に目を惹かれ…という、
ふだん「よく同じもの何回も長時間繰り返し見て、遊んでられるなあ〜」と感じるシーンも、
子どもがどういう刺激に夢中なのか…ということがわかりやすく書かれていて、
子どもに共感できる材料?にもなり良かったです

その他にも、
電車に乗る際の、年齢別でのマナーの説明、注意の仕方や、
プラレールを代表としたおもちゃで育める創造性や社会性、
保育にも取り入れられてる実例、さらにさらに電車がテーマのオススメ絵本や書籍の紹介、
電車を通じて子どもとのコミュニケーションのとり方等……
実際の育児にあたってのお役立ち情報も満載です。

ふだん子どもが親にうまく伝えられない、
「自分は電車のどこが好きで何に夢中か、どんなに楽しいか」を、
子どもの代わりに説明してくれてるような内容でした笑。

親はどう受け止めて理解してあげると子どものさらなる成長に繋がるか…

さらには、電車だけでなくあらゆる「好き」にのめり込めることが
子どもにどれほどいい影響を与えるか…

そんなことを教えてくれる一冊でした!